letsboost::はじめに

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ご挨拶

いらっしゃいませ。ここは、Boost C++ ライブラリ を紹介するサイトです。

ある日突然「Boostを使ってみよう!」と思い立ったのですが、その時は、 このライブラリに関するまとまった日本語資料はほとんど見つかりませんでした。 そこで、勉強がてら自分で読み返すためにメモをとるよな気分でhtmlを書き始め、 この「Let's boost」が出来上がりました。

ここでは、「Boostにはどんなライブラリがあるのか?」 「それぞれとりあえず何をどうすればどんな風に使えるのか」 が一目でわかるような構成を目指しています。 Boostって何よ?と興味を持った方の最初の一歩目の踏み台として、 少しでも参考にしていただけたら幸いです。 詳細なリファレンスとしては、本家のドキュメントをどうぞ。

また、間違い等発見されましたら、 Twitter や メール(アドレスはページの最下部)で気軽にご指摘下さい。

Boostとは?

1998年に、最初のC++言語の国際規格が誕生しました。 その規格に採用されたライブラリがいわゆる「C++標準ライブラリ」です。 しかしこのとき、さらに強力な標準ライブラリを求めて、 標準化委員会のメンバー達が新しいプロジェクトを立ち上げました。 それが Boost です。

Boost Software License という、ソースコード配布時にのみライセンス表記等が必要というかなり緩いライセンスで公開されている、 オープンソースライブラリです。

ちょびっと注意事項

・ このサイトでは、あたかもミュージシャンのファンサイトで ついつい熱く全曲紹介を書いてしまうかのように、 片っ端からライブラリを紹介しています。 が、"Boost" と5文字で言っても、中身はかなり膨大。 もちろん全部を使う必要はありません。 使いたい対象のライブラリが決まっている方は、 トップの検索フォームから一気に該当ライブラリに飛ぶとよいと思います。 Boost に興味を持ってひととおり眺めてみたいという方は、 ざざっとこのサイトのサンプル群を眺めて、面白そうなものからつまんでみるとよいのではないでしょうか。

・ Boost に含まれるライブラリには C++ の言語機能をフル活用したものが多く、 ものによってはコンパイルにかなり長い時間がかかります。 Let's boost のサンプルコードでは、簡潔さのために 「ライブラリ丸ごと」一括で #include できるヘッダファイルを #include しているため、 そのせいで余計に時間がかかることがあります。 実際に使っていてコンパイル時間が耐え難い場合、 本家のリファレンスを参考にできるだけ機能を分割した細かいヘッダファイルを #include したり、プリコンパイルヘッダを活用するなど、工夫してみてください。

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