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Last update Sat Oct 18 14:41:40 2008

object

D言語ランタイムライブラリの一部で 全てのDプログラムでアクセスできるシンボルが定義されています。 クラスオブジェクト階層のルートである、Object クラスの定義を含みます。



このモジュールは自動でimportされます。

class Object;
全てのDのクラスは Object から派生しています

string toString();
オブジェクトを人間に読める文字列形式へ変換します

hash_t toHash();
Objectのハッシュ値計算関数です

int opCmp(Object o);
thisオブジェクトと別のobjオブジェクトを比較します

Returns:
this < obj < 0
this == obj 0
this > obj > 0


equals_t opEquals(Object o);
thisオブジェクトがobjと同じ内容を持っているとき、非ゼロの値を返します

static Object factory(string classname);
classname で指定された名前のクラスのインスタンスを作成します。 クラスは、コンストラクタをまったく持たないか、 デフォルトコンストラクタが実装されている必要があります。

Returns:
失敗すると null

struct Interface;
インターフェイスに関する情報です オブジェクトがインターフェイスとしてアクセスされる際には、 このInterface構造体へのポインタが、vtbl[] の先頭エントリに格納されています。

ClassInfo classinfo;
このインターフェイスの .classinfo です (実装クラスのclassinfoではありません)

ptrdiff_t offset;
Object の 'this' から Interface の 'this' までのオフセットです

class ClassInfo;
クラスの実行時型情報です。任意のクラス型やインスタンスから、 .classinfo プロパティによって取得することが出来ます。 このオブジェクトへのポインタが、クラスの vtbl[] の先頭エントリに格納されています。

byte[] init;
クラスの静的初期化子 (init.length はクラスのバイト単位でのサイズです)

string name;
クラス名

void*[] vtbl;
仮想関数ポインタテーブル

Interface[] interfaces;
このクラスの実装するインターフェイスの一覧

ClassInfo base;
基底クラス

static ClassInfo find(in char[] classname);
指定されたクラス名に対応するClassInfoを全てのモジュールから検索

Object create();
'this' の表すクラスのオブジェクトを生成

Returns:
生成したオブジェクトを返します。 デフォルトコンストラクタを持たないクラスであった場合、null を返します。

const(MemberInfo[]) getMembers(in char[] name);
名前 'name' を持つメンバを全て検索します。 name[] に null を指定すると、全メンバを返します。

struct OffsetTypeInfo;
集成体のメンバ毎の オフセットと型情報をペアにした配列

size_t offset;
該当メンバの、オブジェクト先頭からのオフセット

TypeInfo ti;
該当メンバの TypeInfo

class TypeInfo;
型の実行時型情報。 任意の型から、 TypeidExpression によって取得できます

hash_t getHash(in void* p);
型のインスタンスのハッシュ値を返します

equals_t equals(in void* p1, in void* p2);
二つのインスタンスの同値性を比較します

int compare(in void* p1, in void* p2);
二つのインスタンスの <, ==, > を比較します

size_t tsize();
型のサイズを返します。

void swap(void* p1, void* p2);
型のインスタンス2つをswapします

TypeInfo next();
'次' の型のTypeInfoを返します。この型が何の型であるかによって、'次'の意味は異なります。

なければ null を返します。

void[] init();
デフォルトの初期化子を返します。ゼロ初期化の場合は null です

uint flags();
型のフラグを返します。現在のところ、1 が、GCがポインタを探すためにスキャンする型であることを示しています。

OffsetTypeInfo[] offTi();
型の内容の情報を取得します。取得不可能な場合は null

void destroy(void* p);
オブジェクトとそのサブオブジェクト全てに対しデストラクタを呼び出します。

void postblit(void* p);
オブジェクトとそのサブオブジェクト全てに対し postblit を呼び出します。

class Throwable;


void rt_setTraceHandler(TraceHandler h);
デフォルトのトレースハンドラを、ユーザー定義のものに置き換えます。

Params:
TraceHandler h 新しいトレースハンドラ。null にするとデフォルトのハンドラに設定されます。

Throwable.TraceInfo traceContext(void* ptr = null);
例外が構築されるときに、この関数が実行されます。 ユーザー定義のハンドラが指定されている場合は、そのハンドラが呼び出されます。 それ以外の場合は何も生成されません。

Params:
void* ptr トレースを生成した箇所へのポインタか、または null です。 null は、 トレースハンドラの内部でトレースが生成されるべきであることを示します。

Returns:
ハンドラが設定されていない場合null、されている場合 現在の呼び出しコンテキストを表すオブジェクトを返します。

void _moduleCtor();
全てのモジュールを初期化します。

void _moduleDtor();
全てのモジュールを破棄します。

alias IMonitor;