D 2.0
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Last update Sun Dec 19 23:27:22 2010

core.vararg

vararg モジュールはDでの可変個引数の扱いのための機能を提供します。 インターフェイスは C の "stdarg" モジュールと互換で、また、 可能な限りこの二つのモジュールは実装を共有して構いません (dmd のランタイムの実装はそのようになっています)。

License:
Boost License 1.0.

Authors:
Walter Bright, Hauke Duden

Source:
core/vararg.d
alias va_list;
可変長引数リストの型

void va_start(T)(out va_list ap, ref T parmn);
この関数は、渡された引数を、以降 va_arg や va_end で使えるよう初期化します。

Parameters:
ap 初期化したいポインタ
paramn 関数の引数リストの最後の引数

T va_arg(T)(ref va_list ap);
この関数は、可変長引数ポインタの指す次の実引数を取得します。 呼び出し後は、その次の引数を指すようにポインタが動かされます。

Parameters:
ap 引数ポインタ

Returns:
次の引数。 ポインタが無効な場合の結果は未定義です。

void va_end(va_list ap);
この関数は va_start で割り当てられたリソースを解放します。 現在の実装では実際には何も行わず、 Cの可変長引数処理との構文互換性のためだけに用意されています。

Parameters:
va_list ap 引数ポインタ

void va_copy(out va_list dst, va_list src);
この関数は引数ポインタ srcdst にコピーします。

Parameters:
va_list src コピー元
va_list dst コピー先